地酒道楽 JIZAKE-VAN SERVICE 400銘柄以上の地酒を皆様にお届けします

社長ぶろぐ (2007年03月)

2007年03月01日

「奥の細道」結びの地

いよいよ3月となり、これから春に向け、日に日に暖かくな 
っていくことでしょう。 
 
会社の近くに、「船町湊跡」という観光名所があり、春にな 
ると、ここの桜はとってもきれいに咲きほこります。 
江戸の時代には、城下町大垣の台所として栄え、俳人松尾芭 
蕉が『奥の細道』の結びの地として選んだことでも知られて 
います。 

 
   
 

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2007年03月05日

アイデア

先週、大阪のある問屋さんの、デパートご担当者の方々に対 
する『白川郷』の商品説明会と懇談会を実施しました。 
 
その問屋さんとは30年来のお付き合いで、昔、私がお世話に 
なった方々は、現在、幹部としてご活躍されています。 
今回の説明会と懇親会は、若い営業の皆さんに、改めて『白 
川郷にごり酒』という商品を知って頂く為に開いてもらいま 
した。 
 
その席上、ある部長さんから、 
「三輪さんはアイデアマンですね。」 
というお言葉を頂きました。 
 

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2007年03月06日

第3セクター

私は本業の他に、14年前から、大垣市の第3セクターである 
『グレートインフォメーションネットワーク株式会社』(通 
称 G.I.NET)という会社の社長をさせて頂いております。 
 
社長といっても、週に1回程顔を出すだけなのですが、地域 
の情報化を目的としたこの会社を運営していくことは、非常 
に難しい、というのが本当のところです。 
 

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2007年03月07日

開校記念日

3月1日は私の母校である「大垣市立西小学校」の135回目の 
開校記念日でした。 
 
同窓会の役員として、子供達に何か話をして欲しいという依 
頼を受けて気楽にお受けしたものの、小学校1年から6年まで 
の子供達を相手に何を話したらよいものかと少し考えました 
が、難しい話をしても仕方がないので、まず、校歌を歌うこ 
とにしました。 
 

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2007年03月08日

同窓会

小学校の同窓会に続いて、大学時代の同窓会がありました。 
「岐阜県白門会西濃支部」という、中央大学を卒業し、岐阜 
県へ戻って来た人達の集まりです。 
  
東京の学校へ進学し、卒業後、故郷に戻る人は数は少ないよ 
うですが、私達は、年に1〜2回集まって友好を深めています。 
 
普段、彼らとは、ほとんど交流はないのですが、この時ばか 
りは先輩後輩関係なく、ただ中央大学の卒業生であるという 
共通点だけで、皆楽しく飲んでいます。 
 
毎日、それぞれが、仕事を含め、いろいろなことで追いまく 
られている中で、誰もが「ほっ…」と一息つくことのできる 
時間なのでしょう。 
 

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2007年03月09日

国税局調査

ようやく国税局の酒税調査が終了しました。 
 
予想はしていましたが、細かい所までチェックいただき、何 
点かのご指摘ご指導を受け、我社の酒税に対する意識の低さ、 
認識の甘さを痛感させられる調査となりました。 
 
もちろん、意図的な脱税行為があったわけではないので、そ 
の点では全く問題ありませんでした。 
しかし、今回の調査により、在庫管理など、社内のチェック 
体制の甘さがはっきりと見えるかたちとなったのです。 
 
人間が行うことですから、当然間違いはあると思いますが、 
今回、それを未然に見つけ、防ぐことが出来なかったことが 
一番の問題点でした。 
 

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2007年03月12日

北海道

先週、久しぶりに北海道札幌のお得意様を訪問してきました。 
白川郷発売以来、今年で31年目。 
北海道へは、年に1回訪問するだけなのですが、お蔭様でそ 
こそこの売上があります。 
これも札幌の問屋さんのお陰だと深く感謝しています。 
 
今年は暖冬で、既に岐阜ではほとんど雪がありません。 
札幌でも、例年ならば道路がバリバリに凍りついている時期 
なのに、もうほとんど融けていました。 
それでもこちらの気候と比べると、日中の気温は零度に近く、 
まだまだ寒い日が続くようです。

 


 

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2007年03月13日

家族

現在、私には4世代の家族がいます。 
 
毎日いろいろなことがありますが、今月、末娘が就職をして 
家を離れることになりました。 
 
いつまでも親のそばに居てくれるのも困りますから、いつか 
はこうなることを覚悟していました。 
しかし、これまで3人の娘全員が家に居たため、なんとなく 
寂しい気持ちになっています。 
 
いつもはほとんど話もしない関係なのですが、いざ居なくな 
ると思うと、親として何ともいえない気持ちになるのが不思 
議です。 
 
お互い両親から生を受けて、学校を出させてもらい、一人前 
に育ててもらいました。 
子を育てるのは親の務めであり、いつまでも見守ってやりた 
いと思います。 
 
これから会社に勤めて、いろいろな苦労を経験すると思いま 
すが、頑張ってくれることを祈っています。 

2007年03月14日

小売業界

先週の新聞に、イオンとダイエーの提携の記事が掲載されて 
いました。 
一時は業界をリードしていたダイエーが、イオンの傘下に入 
ることにより、イトーヨーカ堂グループとの【2強時代】が 
到来します。 
 
小売業界はますます寡占化の方向へ進み、卸もメーカーもそ 
の流れについていかざるを得ないことになっています。 
しかし、我々、地方の地酒メーカーとしては、果たして、本 
当にそればかりで良いのだろうかと考えてしまいます。 
 
当社の『白川郷』も、日本中の量販店様でお世話になってお 
り、それは大変ありがたいことではあると感謝してはいるの 
ですが、本来の地酒というものは、地域の気候や食べ物によ 
って、それぞれ特徴をもっと活かして造るべきではないかと 
思います。 
 
大手メーカーが製造する食品の氾濫により、全国一律の味に 
慣らされてしまっている現在ですが、今後、もっともっと個 
性のある商品が増えてこれば、地酒の蔵元も生き残ることが 
できるはずです。 
その意味においても、インターネットは有効な手段となり得 
るのではないでしょうか。 

2007年03月15日

新酒鑑評会

いよいよ新酒鑑評会のシーズンとなりました。 
 
正月過ぎから各蔵の杜氏達が誠心誠意、真心を込めて醸した 
お酒が審査され、その中から優秀なお酒に賞が贈られます。 
 
この地域でも、先週の西濃酒造組合の研究会を皮切りに、今 
月から来月にかけて、県連合会、名古屋国税局と、順次開催 
されます。 
そして4月末には全国新酒鑑評会の予備審査が始まり、そこ 
で選りすぐられた優秀なお酒のみが、5月の最終審査に臨む 
ことになります。 
 

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2007年03月16日

酒蔵見学

最近、蔵を見学したいという希望者からの問合せが多くなり 
ました。 
その中には、この時期ならではの、しぼりたての原酒を目当 
てにされている方も少なくないことでしょう。 
 
本当はもっとたくさんの方々に見ていただきたいのですが、 
当社は、本当に小さな蔵であり、その狭い蔵の中で、何人も 
の従業員たちが、常にいろいろな仕事をしているために、全 
てのご要望にお答えすることが難しく、申し訳ない気持ちで 
いっぱいです。 
 
私は小さい時から酒蔵の中で育ちましたので、その風景は全 
く珍しいものではなく、また、蔵の中で、水の如く流れるお 
酒を見ても、それを今すぐに飲みたいという気持ちが湧くこ 
ともありません。 
しかし、日本酒ファンの方々が、外から酒蔵を見ると、その 
全てが羨ましく思えるようです。 
 

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2007年03月19日

酒税調査を終えて

今回の国税局の調査により、当社の社員の酒に対する認識に 
ついて、いろいろなことが分かりました。 
 
日頃から、酒税を含む商品を扱っていることは話していたの 
ですが、具体的に、各担当レベルで何をしなければならない 
かについてまでは、徹底した指導が出来ていませんでした。 
 
法律で定められている事項のひとつに、記帳義務があります。 
 
酒を仕込み、それが製品になるまでには、様々な作業が行わ 
れます。 
酒を壜詰するまでは液体として移動するため、決められた尺 
度でタンクの容量・アルコール分等を測定し、その上で数量 
を確定するという、慎重な作業を要します。 
 
しかしながら、タンクからタンクへと移動すれば、その量は 
微妙ながら変化するものです。 
そのため、実際に製品として詰まる本数も、机上で計算した 
予定通りの数量にはなりません。 
 

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2007年03月20日

玉岡稲荷初午祭

先週土曜日、三輪酒造敷地内にお祀りしてある「玉岡稲荷」
の初午祭を行いました。 
 
このお稲荷さんは、江戸時代の慶応年間から祀られている歴 
史ある稲荷で、以前は町内でお祀りしていました。 
 
その昔、今の会社の前に橋がかかっており、そこにいたキツ 
ネが通行人にいたずらをするため、伏見稲荷で位をもらって 
お祀りしたのが始まりだそうです。 
 
現在は当社の敷地内にあり、その後、永年に亘り、当社がお 
守りをさせていただいております。 
 

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2007年03月22日

冷凍にごり酒

今年は、稀にみるほどの暖冬で、日本酒業界にとっては大変 
厳しい冬となりました。 
 
日本酒の需要が減っている昨今ですが、寒い夜に飲む燗酒は、 
やはり格別なもので、それを楽しみしていらっしゃる日本酒 
ファンの方にとって、この冬は、少々寂しい思いをされたか 
もしれません。 
 
また、蔵元の立場で言えば、吟醸を仕込む大切な時期に気温 
が下がらず、杜氏をはじめ蔵人さん達は、大変な苦労をした 
ようです。 
 
そんな中、3月に入り、急に寒さが戻ってきた日もありまし 
たが、気が付けば、春はもうすぐそこまで来ています。 
暖かかったり、冷え込んだりで、いつ咲いてよいものか伺っ 
ていた様子の桜も、ここにきてようやくつぼみが膨らみ始め、 
今にも開花の気配さえ感じます。 
 
そして、これから日に日に暖かくなり、やがて我々日本酒業 
界にとって、長い長い夏が訪れます。 
 

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2007年03月23日

幸せ

3月16日は私の父・春雄の、満87歳【米寿】の誕生日でした。 
 
おかげ様で、父はこれまで大きな病気を患ったこともなく、 
毎日元気に過ごしております。 
 
父は学生時代、水泳選手として名を馳せた人ですが、ここ数 
年、少し足が弱くなり、自分の体を運ぶのが精一杯の状態で 
はあります。 
しかし、それ以外はいたって健康で、過日の初午祭では、参 
加していただいた皆さんと、好きなお酒を美味しそうに飲ん 
でいました。 
 
米寿を迎える年齢になった今でも健康でいてくれることは、 
家族にとって何より喜ばしいことです。 
 
そして、父が米寿を迎えた1週間前には、専務夫妻に次女が 
誕生しました。私にとっては、二人目となる孫です。 
 

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2007年03月26日

杜氏の帰省

今月31日に、今年度の造りをお任せした煖エ杜氏が岩手へ帰ります。 
先日、来年度の造りもお願いしたい旨を伝えたところ、前向きなお返事をいただきました。  
秋には、また、三輪酒造へ来ていただけることと思います。  
 
この「思います」という表現。そんな曖昧な話なのか、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。 
 
実は、出稼ぎとなる蔵人達には、次年度の保障がありません。  
今日まで、その年毎に、造りのある半年のみの契約を繰り返すという、前近代的な雇用状態が続いてきました。  
 

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2007年03月27日

能の観賞

3月21日に、私が在籍する大垣西ロータリークラブの、45周年記念式典が行なわれました。
 
各記念事業発表の後、京都からお越しいただいた観世流能シテ方である「吉田潔司先生」の能を観賞させていただくことができました。 
 
私は町内のお祭りの為に、少しだけ謡を練習していますが、本物を間近で見るのは初めてのことで、大変感動しました。 
 
伝統芸能を守り続けることがいかに大変なことであるか。 
酒造業を営んでいる私達にも、少なからずその苦労は察することができます。 
 
当日は、オーストラリアから10名程のロータリーアンの来訪があり、彼らも感激していました。 
 
そのオーストラリア人の方々には、午前中、当社の酒蔵見学もしていただきました。 
築後130年程の古い酒蔵を目の当たりにし、これにもまた感激された様子で、なかなか帰ろうとされなかったため、案内のメンバーが困っていたくらいです。 
 

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2007年03月28日

善因善果

各社で、いろいろな朝礼のやり方があると思います。 
私は、毎朝全社員が顔を揃え、挨拶を交わすことは、とても大切なことであると考えています。 
 
当社では朝礼の際、社員が毎日交代で簡単な本を読んだ後、その日の内容に私が解説を加え、皆に話しをしています。 
 
以前は、私の父である会長がその役をしていました。 
87才になった会長は、耳が遠くなり、足元もおぼつかない状態となったため、寒い日や、暑い日には、無理をしてまで朝礼に出てもらわなくてもよいのですが、本人にその意思があるうちは、健康の為にも、毎朝顔だけは出してもらうことにしています。 
その代わりとして、数年前より、朝礼の際は私が話しをすることになりました。 
 
先日、その話しの中で、「人間の善と悪」についての話題がありました。 
 

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2007年03月29日

掛け留め

造り酒屋では、仕込みに使う酒米を蒸す際、「こしき」と呼ばれる蒸し器を使います。 
この時期、各地の蔵元では、その年の、最後の蒸しの作業を終える「こしき倒し」という行事が行われています。 
 
酒造業界で一般的に「こしき倒し」と言われているこの行事ですが、当社では、昔から、これを「掛け留め(かけどめ)」と言っています。 
 
「掛け留め」を終えるということは、同時に、その年の麹造りも終わることになります。 
これにより、蔵人達は、秋から続いた麹のお守りから開放され、夜ゆっくりと寝ることができるようになるのです。 
 

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2007年03月30日

皆造祝い

平成18年度も、明日で終わりです。  
当社の会計年度は、4月から翌年3月までですので、今月は、会社組織としての決算月でもあります。 
 
それに対し、酒蔵として、その年の造りを終える総決算のことを「皆造(かいぞう)」と言い、蔵人たちの労をねぎらい「皆造祝い」を行います。 
 
最近は、当社でも、正社員が多くなったため、忘年会を行うようになりました。 
しかし、以前は、正月休みもなしで働く蔵人が中心であったため、忘年会や新年会は行わず、その代わりに、「掛け留め祝い」と「皆造祝い」が蔵の一大行事でした。 
 

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