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社長ぶろぐ (2009年11月)

2009年11月02日

新潟

 いよいよ11月となり、全国の酒蔵において本格的な仕込みのシーズンになりました。
 幣社においては9月から仕込みは始めていましたが、先週岩手花巻より杜氏が蔵入りしてメンバーが揃い、これから来春まで吟醸を含めて酒造りが続きます。
 先月2223日に一泊二日で新潟県佐渡市と十日町市へ大垣商工会議所の情報委員会で研修旅行に行ってきました。
 数年前より委員長に就任されたセイノーホールディングの田口社長の日程に合わせて持ち出しの役員会を開催しているのですが、この日も有意義に会を持つことができました。
 ちょうど23日は中越地震の5周年にあたり当時の話をいろいろ聞くことができました。
 十日町商工会議所においては経済への打撃はかなり厳しいものがあり、地域の産業の活性化については私達の東海圏とはなお一層の厳しさがあるようです。
 長岡市のお福酒造さんへも訪問させて頂きましたが、岸専務より5年前の惨状を記録したスライドを見ながら説明を受け、よくぞ立ち直られたと感心しました。
 しかしながら依然厳しさが続いているようで、今後の頑張りを期待したいものです。
 2日間とも晴天に恵まれ、佐渡の景色は普段見られない日本海の素晴らしい眺めを体感することができました。
 近年地酒の世界では新潟、山形といった所に負けていますが、私たち岐阜県ももっと努力をして地域ブランドを確立しなければいけないと思っています。
 情報産業については新潟県よりも岐阜県のほうが進んでいるように感じました。

2009年11月11日

札幌

 昨日、久しぶりに札幌へ行ってきました。 
 北海道の市場はお陰様で30年前よりお世話になり、毎年1〜2回お伺いをしております。 
 今回は鹿児島の焼酎メーカーさんと一緒に、白川郷並びに地酒VANの商品についてお願いをしてきました。 
 北海道の市場はもともと甲類の焼酎が強い地域ですが、近年は本格焼酎も飲まれる様になってきたようです。 
 冬の寒い間、室内の暖房はいき届いており喉が渇く為なのか、昔からサッポロビールを中心として冬でもビールの消費が多い土地柄ですが、それとは別にアルコール濃度の高い焼酎も多く消費されます。 
 確かに私も真冬に札幌へ行く事が時々あります。 
 少々飲んでも外へ出るとすぐに酔いがさめてついつい飲む量が多くなるのではないかと感じることがあります。 
 東海道の温暖な地域に住んでいる私達は、割合低濃度のお酒を飲む傾向があるように思います。 
 世界的に寒い地域と暑い地域のアルコールは濃度が高いお酒が多く飲まれています。 
 例えばイギリスのスコッチウィスキー、ロシアのウオッカなどがその一例です。 
 清酒とかワインが発達した地域はどちらかというと温暖な地域です。 
 アルコール濃度と気温との関係はそんなところにも影響しているようです。 
 白川郷にごり酒は最近全国のお客様に飲んで頂けるようになりましたが、やはりどこでも合うという訳にはいかないのですが今後とも北海道の方々にも一人でも多くの方に味わって頂きたいと思います。

2009年11月18日

ニューヨーク

 専務がニューヨークで開催されたワインオブジャパンの展示会に出展することを主目的に、市場視察を兼ねて10日間程アメリカへ出張し、無事帰国しました。  
 幣社では10年程前より、日本酒類販の売海外事業部を通じて『白川郷純米吟醸ささにごり酒』の輸出が始まり、今では20kl強の商品がアメリカ全土で販売されております。 
 10年以上前からアメリカで日本食ブームが起き、その流れの中で日本食レストラン等で日本食が売れるようになったのですが、『白川郷ささにごり酒』も徐々に売上げを伸ばし、現在では弊社の売上げの一割近くに達しています。 
 国内での販売がなかなか伸びない中で、大変有り難いことですが、遠いアメリカでのことであり何回も訪問するという訳にはいきません。 
 一昨年、私も始めて行かせてもらった時には先方の会社の方から 
「売らせてもらってありがとうございます。」 
と御礼を言われて恐縮した経験があります。 
 今回、専務は少し滞在期間を延ばして飲食店等を訪問させてもらったようですが、昨年のリーマンショック以来、高級な大吟醸等は影響が大きかったようです。 
 『白川郷ささにごり酒』は単価が低いため影響は少なかったのですが、これまでのような伸びは期待できないと思われます。 
 アメリカでの日本食ブームは肥満対策が原因だったそうですが、最近の日本人も肥満を含めた成人病対策の為に様々な健康食品が売られています。 
 洋風化された日本人の食生活が今一度見直されて日本食の良さが再認識されれば、国内においても日本酒が見直される日も遠からず訪れるのではないかと思います。 
 これからも国内、海外を問わずあらゆる方面に『白川郷にごり酒』を宣伝して、少しでも多くの方々にご愛飲頂けることを願っています。 

2009年11月25日

お歳暮

 今年もいよいよお歳暮商戦が始まりました。 
 夏前から各百貨店やスーパーの商談があり、今月始めより各店への納品がされております。 
 今年は景気が今一つで、お歳暮を贈られる方も多少減るのではないかと思われますが、一人でも多くの方に幣社の商品をお買い求め頂けることを願っています。 
 近年は蔵元直送の商品が徐々に増えており、産直のイメージからちょっと変わったギフトということで白川郷のどぶろく仕込み等も喜ばれています。 
 又、6年前より始めた臼井秀泉女史による干支ラベルの吟雪花大吟醸も大変人気を博しています。  http://www.miwashuzo.co.jp/ 
 ギフト商品は長年いろいろな商品を造りましたが、なかなかお客様の要望にお答え出来たものは少ないように思います。 
 生産者がこれは絶対にいけると思ってもお客様の希望とはずれがあるようで、大手メーカーでもマーケティング等を実施して売れ筋商品を一生懸命造っておられるはずなのですが、うまくいっている事は少ないようです。 
 私達のように小さな蔵元は出来るだけ自分の所しかないものを考えて造る必要があり、又地域を代表する商品になることを目指して頑張ることが大切です。 
 その為には地元の方々に愛して頂ける様、普段のお付き合いも含めて努力していきたいと思っています。