新潟
いよいよ11月となり、全国の酒蔵において本格的な仕込みのシーズンになりました。
幣社においては9月から仕込みは始めていましたが、先週岩手花巻より杜氏が蔵入りしてメンバーが揃い、これから来春まで吟醸を含めて酒造りが続きます。
先月22〜23日に一泊二日で新潟県佐渡市と十日町市へ大垣商工会議所の情報委員会で研修旅行に行ってきました。
数年前より委員長に就任されたセイノーホールディングの田口社長の日程に合わせて持ち出しの役員会を開催しているのですが、この日も有意義に会を持つことができました。
ちょうど23日は中越地震の5周年にあたり当時の話をいろいろ聞くことができました。
十日町商工会議所においては経済への打撃はかなり厳しいものがあり、地域の産業の活性化については私達の東海圏とはなお一層の厳しさがあるようです。
長岡市のお福酒造さんへも訪問させて頂きましたが、岸専務より5年前の惨状を記録したスライドを見ながら説明を受け、よくぞ立ち直られたと感心しました。
しかしながら依然厳しさが続いているようで、今後の頑張りを期待したいものです。
2日間とも晴天に恵まれ、佐渡の景色は普段見られない日本海の素晴らしい眺めを体感することができました。
近年地酒の世界では新潟、山形といった所に負けていますが、私たち岐阜県ももっと努力をして地域ブランドを確立しなければいけないと思っています。
情報産業については新潟県よりも岐阜県のほうが進んでいるように感じました。