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社長ぶろぐ|

白川郷純米にごり酒 誕生秘話その1

『白川郷純米にごり酒』は、昨年、発売以来30周年を迎え、今では、年間販売数量が300klを超える商品にまで育ちました。 
これもひとえに、日頃からご愛顧いただいている皆様のおかげであると、深く感謝いたしております。 
 
30数年前のある日、当時、岐阜県消防協会会長の要職を務めていた春雄(現三輪酒造会長)が、白川郷で開かれていた県の消防操法大会に出席した時のことです。 
 
大会終了後、地元の方々を交えての懇親会の席上で、当時の和田村長から、三輪酒造の社長でもあった春雄に、ある相談が持ちかけられました。
  
毎年秋に行われる「どぶろく祭り」には、全国から多くの観光客が訪れるのですが、その際、振舞われる“どぶろく”は、法律により、外部への持ち出しが禁止されています。 
遠方より来ていただいた観光客の皆さんに、お土産として持ち帰っていただく為の“どぶろく”を造ることはできないだろうか、というのがその内容でした。 
 
話を聞いた春雄は、当初、三輪酒造として“どぶろく”造りを引き受けるつもりではなく、まず、高山酒造組合の理事長に相談をしましたが、良いお返事をいただくことはできませんでした。 
 
そこで、長年お世話になっている岐阜の酒問屋、河安さんの常務にその話をしたところ、 
「あなたの所で造れば、自分の方で売ってあげますよ。」 
という、ありがたい言葉をいただきました。 
早速、河安さんに同行をお願いし、改めて和田村長さんの所へ出向くことになったのです。 
 
『白川郷にごり酒』の歴史は、すべてここから始まりました。