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社長ぶろぐ|

春の仕込み

今週始めから、春の仕込みがスタートしました。 
 
春に日本酒を仕込むと言うと、驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、当社では、9月中旬から、翌年の6月中旬頃まで、約9ヶ月、三季に渡って仕込み作業を行っています。 
 
長い仕込み期間中、11〜3月の間は、岩手より杜氏に来てもらい、「半仕舞」と呼ばれる、2日に1本の仕込みが続きます。 
正月過ぎは、吟醸酒造りを主に、清酒の仕込み期間となりますが、それ以外の時期は、当社の主力商品である『白川郷純米にごり酒』を、次々と仕込んでいきます。 
 
杜氏がいない、9〜10月と、4〜6月の時期には、蔵を担当する二人の社員の手により、週1本のペースで『白川郷純米にごり酒』の仕込みが続けられるのです。 
 

本来であれば、徐々に気温が上がっていくこれからの季節は、もろみの管理が非常に難しくなるのですが、にごり酒の場合、少々品温が高くなっても、かえって味が乗って美味しくなるという特性があります。 
 
吟醸酒をはじめとした、いわゆる清酒と、『白川郷純米にごり酒』では、その造り方に大きな違いがあり、また、時期により造る人が変わるのですが、むしろその方が、上手くいく場合があるのかもしれません。 
 
最近では、繊細な味の違いまで、敏感に感じ取られるお客様も増えてきました。
その分、造りの社員達も、細やかな気遣いをしながら頑張ってくれています。
 
おかげさまで、『白川郷純米にごり酒』は、年間を通じ、全国どこででもご購入いただける商品に育ちました。
お客様が手にした季節・時期による、微妙な味の変化を楽しんでいただくのも、面白いのではないでしょうか。