地酒道楽 JIZAKE-VAN SERVICE 400銘柄以上の地酒を皆様にお届けします

社長ぶろぐ|

酒蔵

当社の酒蔵は、今から120年程前の、明治21年に建設された、市内でも、歴史ある建造物の一つです。 
 
明治25年の濃尾大震災では、多くの建物が壊れ、この町内でも、ほんの数軒を残し、ほぼ全壊状態になったそうです。 
そんな中、我が家は、主家が壊れてしまったものの、幸いにも、酒蔵は倒れることなく、無事に残りました。 
 
また、先の大戦時には、大垣市内中心部が空襲による戦火に見舞われ、そのほとんど焼け野原のような状態になりましたが、この時も、私どもの酒蔵は、その被害から免れ、今に至っています。 
 
現在、我社敷地内には、2階建てと3階建ての大きな土造蔵を中心に、大小10棟程の建物があります。 
 
小さな建物は、これまで、少しずつ建て替えたり、新しく建てられたものですが、中心の蔵は、毎年、修理を重ねながら、今でも仕込み蔵として活躍しています。 
 
この地域は、海抜ゼロメートル地帯に程近く、昔から、水害が多発している所でもあります。 
 
土造蔵は、水に弱く、水害のみならず、ちょっとした雨漏りを放置するだけでも、そこから壊れ始めてしまいます。 
 
今年も、仕込み作業のない夏の時期に、一部の土台の修復と、地震対策の工事を予定しています。 
 
酒造りを続けることはもちろんですが、この酒蔵を維持していくことも、歴史や文化の伝承として、大切なことであると考えております。