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社長ぶろぐ|

企業倫理

一昨日、初代内閣安全保障室長・元防衛施設庁長官佐々淳行氏の講演会が、岐阜市で開かれました。 
 
今回の講演は、「平時の指揮官、有事の指揮官」というテーマで、ご自身が警察庁勤務時代に、指揮官として任務に当たられた、東大安田講堂事件(1969年)や、連合赤軍あさま山荘事件時(1972年)での実体験を交えた、大変迫力のある、歯に衣を着せぬ話しぶりに、終始圧倒されながら拝聴させていただきました。 
 
佐々氏は、最近、次々と起こる企業の不祥事において、いかにも情けない対応が数多く見られ、その結果、いくつかの企業では、取り返しのつかない事態となってしまっていることを指摘されていました。 
 
企業としての危機管理、社員の意識の教育が大切であることは理解しているのですが、それを徹底させるとなると、簡単にはいかないのが現実かもしれません。 
 
しかし、社員一人ひとりの考え方の違いにより、同じ内容の事柄であっても、それぞれ勝手に解釈され、報告義務を怠ってしまうなどにより、結果、会社にとって不利益となる場合もあるのです。 
どんな細かいことでも、上司に報告するような気風を作っておくことが、最も大切ではないかと思います。 
 
弊社でも、今年2月、一つ間違えば大変な事態と為りうるような問題が起こりました。 
幸い、大事には至りませんでしたが、その後、社内において、何度も検討、議論を重ね、何か不審な点や、問題が起こりそうな気配のある場合など、現場の意見、報告が、速やかに私まで伝わる仕組みを完成させました。 
 
講演の中で、佐々氏は、コンプライアンスとは、単に“法令順守”という意味だけではなく、“企業防衛”であると言われました。 
 
経営者として、従業員として、組織全員が、自社の不利益になることを見逃さない状況を作り出すことは、大変なことです。 
しかし、今日の社会において、それを実現できない会社は、おのずと市場から退去を迫られる結果になります。 
 
お互い気をつけながら、努力していきたいものです。