地酒道楽 JIZAKE-VAN SERVICE 400銘柄以上の地酒を皆様にお届けします

社長ぶろぐ|

地酒VANサービスの出来る事V

私達蔵元は、日々様々な商品開発の為に知恵をしぼっています。 
 
しかしながら、新しい商品の開発というのは容易いものではなく、又、商品を作ってみても、最近の大量販売、大量消費という世の流れの中では、定番商品として消費者の皆様に定着する前に消滅してしまうことがたくさんあります。 
 
私は20年前まで、三輪酒造の営業として、全国各地を走り回っていました。 
当時、数限られた自社商品を担いで得意先を訪問するのですが、すぐにネタ切れとなり、思ったように商談が進みません。 
それどころか、夏の暑い時期の営業となると、何をしに来たのかという顔をされる始末です。 

 
その為、話題づくりも兼ね、次々と新商品を作ってみたのですが、やはり、これも簡単に売れるものではなく、結果、大量の資材が残っていくという悪循環を繰り返していました。 
 
そこで、どうせ営業に回るならば、自社商品以外の商材も一緒に紹介すれば話題も豊富になるし、他の蔵元にも喜ばれるのではないかという思いから、岐阜県内の蔵元の、私と同年代の息子さん達に呼びかけて、10社で『ぎふ銘醸会』なるものを立ち上げました。 
“岐阜”をキーワードとしたひとつのグループとして、お互い協力しながら商品を売り込んでいくことになったのです。 
 
そして、その数年後、地酒VANサービス(日本銘醸会)を設立しました。 
 
各問屋さんが、全国各地の地酒を集め、販売することは、一見当然のことのように思うですが、現実は、各担当者共忙し過ぎて、ゆっくり考えてもいられない状況にあります。 
 
それまで、一蔵元として、限られた商材のみでのお付き合いであった得意先に、今度は、地酒VANサービスとして、全国各地の蔵元の商品を一同に紹介することが可能となったこのシステムは、大変喜ばれました。 
 
地酒VANサービスは、地酒という分野に特化し、蔵元の熱い想いで開発された商品を、消費者は勿論のこと、卸売り、小売りの方々に、いかにして伝えるのかということが、最も大切なことだと認識しています。 
 
そして、今後は、各社が考えておられる商品を基に、同じ想いの蔵同志で、いくつかの小さなグループを作り、そのグループごとに企画営業をすることの必要性を感じております。 
 
まずは、三輪酒造を中心とした冷凍酒のグループ作りを考えています。