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社長ぶろぐ|

一升瓶

お酒の容器には様々なものがありますが、近年、機能性や見た目を重視したものが増えています。 
 
昔は、時代劇などで見かける源造徳利という容器を使い、店先で量り売りをしていました。 
その後、いわゆる一升瓶(1.8L入り瓶)が主流となりましたが、近年では、紙パックや720ml、300mlという小容量へ移行してきました。 
これは、町の酒屋さんに、各家庭まで配達してもらうことが普通であった時代から、消費者が、スーパー等で購入し持ち帰るという買い方に変ってきたことが大きな要因であろうと思われます。 
 
しかし、消費者がお酒の中身だけではなく、容量や容器そのもののデザインにまで拘るようになり、それに合わせて、各メーカーも次々と新しい容器での商品を発売し、結果、様々な容器が使い捨てされるという傾向となってきました。 
同じようにビールも、瓶から、より扱い易い缶へと主流が移り変わっています。 
 
一升瓶、ビール瓶が主流だった時代は、容器の回収率が99%もあり、各メーカーが回収瓶に改めてお酒、ビールを詰めるというリサイクルが、当たり前に行われていました。 
 
数年前、今更ながらのように、飲料の容器について、環境に配慮して作られた“容器リサイクル法”が施行されましたが、それよりも、国が援助を出し、元々あった瓶の回収という仕組みを残す方法を考えなかったことが残念で仕方ありません。 
 
また、国として、各企業が勝手に容器を作ることに規制をかける必要性があるのでは、とも感じています。 
 
今の時代、酒類の規制緩和等の政策も含め、極端な方向に走ることが多く、それまで永年続けてきたこと全てを台無しにしてしまう傾向にあるのではないでしょうか。 
 
世の中には、変えていかなければならないことと、変えてはいけないことがあるはずです。 
その見極めが、少し間違った方向に進んでいる気がするのは、私だけではないと思います。