地酒道楽 JIZAKE-VAN SERVICE 400銘柄以上の地酒を皆様にお届けします

社長ぶろぐ|

社説

業界紙に、『醸界タイムス社』という会社がありますが、そこの社説に、時々、私が同感する意見が書かれている時があります。 
7月13号の社説でも、「厳しさを増す本格焼酎市場」というタイトルの文面の中で、どんな状況下においても、お客様本位の姿勢を守り抜くことの大切さについて書かれていました。 
 
ここ数年、焼酎業界は非常に好調であったのですが、最近になって伸びが止まってきている中で、現在も高い伸びを続けておられるメーカーさんの姿勢について言及しておられました。 
 
お客様本位というのは、確かに、口で言うのは簡単ですが、いざこれを実行しようとすると、なかなか大変なことです。 
 
一流のメーカーさんが、必ずといっていいほど「品質第一」とか「信用第一」という言葉を使っておられますが、メーカーにとって、この事がいかに大切であり、これを実行することがどの位大変なことかという事を、最近、痛感しています。 
 
社長が、いくらそれを言葉で言い続けたとしても、社員一人ひとりがその気になってくれていなければ、まず無理な事です。 
「この位はいいわ」と思う気持ちが少しでもあると、いつか、それが大きな失敗につながることになるのではないかと思います。 
 
又、お客様の信頼を勝ち取るには、ものすごく永い年月がかかるのですが、信用をなくす事は、いとも簡単に出来ます。 
 
近年、日本酒が売れなくなっている原因には、いろいろな要件があると思いますが、日本酒の大手メーカーも含めて、それぞれの会社が、こんな気持ちをどこまでもって製造しているのだろうかと疑問に思うことがあります。 
 
売れるのがあたりまえの時代から、量競争に走り、今だに何十万石の石数争いをしている大手の方々や、パック酒に生きる道を求めた中堅メーカーを含めて、日本酒の本来のおいしさを、どのようにしてお客様に分かってもらえるかということを、真剣に考えることが大切ではないかと、この社説では言っておられると思い、私も同感です。