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社長ぶろぐ|

バロンテッシン

三輪酒造創業170周年の記念にと、冬の仕込みの時期、杜氏に、特別に1本頼んでおいたお酒があります。 
私の希望は「酒質は本醸造で、飲みあきしないものを…」ということ位でしたが、なかなかいいお酒に出来上がり、来月、このお酒を商品化することになりました。 
 
弊社が昔から使っていた「萬家春」「鉄心」という銘柄は、近年、残念ながらほとんど売れておりませんが、小原鉄心翁との関係を大切にしたいという思いと、大垣の地酒らしい銘柄として、『バロンテッシン』という名前で、このお酒を発売致します。 
商品名の『バロン』とは、“男爵”という意味ですが、鉄心翁の功績を称えると共に、弊社の170周年を記念してのこととなります。 
 
この30年間、岐阜を代表する地酒として、清酒「道三」、「白川郷にごり酒」を主力に販売してきましたが、今後もこの方向性を変える予定はありません。 
 
しかしながら、地元大垣市において、近年、数少なくなった酒蔵の一つとして、地域の方に愛され続けるには、地域の方が自慢をしていただけるような酒蔵であり、お酒でなくてはならないと考えています。 
時代は目まぐるしく変っていますが、変えて良いものと、変えてはいけないものがあるはずです。 
 
弊社には、先代達が守り続けてきてくれた、お金には換えられない様々な財産があります。 
7代目の蔵元として、先代達の意思を引き継ぎ、酒造りを続けることによって、少しでも地域のお役に立てることのできるような企業であり続けることが必要であると思っています。 
 
お陰様で、「純米にごり酒白川郷」は、日本中のお客様にご愛飲頂ける商品に育ちました。 
170周年以降も、次の180年、190年に向けて、その時代に合った商品を、常に造り続ける必要があります。 
 
これからも色々なことにチャレンジしながら酒造業を続けたいと思います。 
何卒今後ともよろしくお願いします。