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社長ぶろぐ|

農業フェスティバル

27日、28日に、「岐阜県農業フェスティバル」が開催されました。 
 
このイベントは、JAと食品産業協議会が中心となり、県内の農業の現状と今後の方向性を、より多くの県民に知ってもらうと共に、お米をはじめとした地域特産物や加工食品のPRを通じて、岐阜県農業の更なる活性化を図ることを目的として、30年近く続く、県内最大規模の農業イベントです。 
 
初日は台風の影響で雨が降り、今ひとつ人出も疎らな様子でしたが、翌日曜日は雲一つない晴天に恵まれ、多くの家族連れが会場を訪れました。 
 
朝取り野菜を求めて朝早くから人が集まり、地域食材を使った料理を提供する屋台横丁や、様々な実演販売などに行列が出来ていました。 
また、同時開催イベントであった「森と木とのふれあいフェア」では、木登り体験や親子木工教室、クラフト教室などが行われ、子供達が楽しく遊ぶ姿が見られました。 
 
この農業フェスティバルでは、私たち酒造組合も、毎年各蔵自慢の様々な種類のお酒を持ち寄り、試飲販売をさせていただいております。 
飲酒運転防止規制の影響もあり、以前と比べ、試飲をする人の数は減りましたが、それでも試飲用のコップにお酒を注ぐと、次々と手を伸ばしていただきました。 
 
酒造業者は国税庁の管轄化に置かれているのですが、お米を原料として酒を製造しているため、農業とは、切っても切れない関係にあります。 
特に三輪酒造の「純米にごり酒白川郷」は、他と比べ米の使用量が多く、飲んだ時に、お米の味をそのまま感じてもらえるという特徴を持っています。
最近、全国の蔵元からにごり酒が発売されていますが、その中でも「白川郷」のファンが多いのは、そんな素朴な味に好感をもたれているからなのだろうと自負しています。 
 
近年、欧米の食文化が流入し、肉食が多くなる傾向にあり、そのため合わせるアルコールも、ビールやウィスキー、ワインといった洋酒が増えています。
しかし、元来、我々日本人は、お米の文化の中で生活しており、長い歴史の中でこれまで通り、お米に対して持ち合わせる気持ちが無くなることはないでしょう。 
 
「白川郷にごり酒」も、約30年の間、このイベントの試飲会に参加していますが、これまで一度もこのお酒を飲んだことがない方が、まだまだ数多くいらっしゃいます。 
農業フェスティバルを通して、米の文化について、改めて考えさせられたと同時に、お米を原料とした日本酒を、もっと多くの方々に飲んでいただける様、更なる努力をして参りたいと思います。