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社長ぶろぐ|

年末のご挨拶

今月始めより、年末のご挨拶を兼ねて、少しずつお得意様を廻ってきました。 
 
本来であれば、一軒ずつ訪問させて頂き、一年のお礼を申し上げなければならないのですが、お陰様で日本全国、北から南まで、広範囲亘って弊社の商品を扱って頂けるようになり、それぞれの先までお伺いすることが、物理的に不可能になってきました。 
 
最近、あくまで商品中心のお取り引きというケースが増え、逆に、昔のような、個々のお付き合いという感覚の商売が少なくなってきた傾向にあるため、そこに介在する“人”の姿が見え難くなっています。 
 
以前ならば、「A問屋のBさんを介し、C店に売って頂いた」ということが、明確にわかりましたが、最近では、弊社の意志とは関係ない所で商品が一人歩きするような状況になってきました。 
何処の何方にお世話になって、そのお店に納品されているのか、私共にも把握しきれていないのが現状です。 
 
そのため、これまで以上に、より一層しっかりとした商品管理に努めなければ、万が一、何か物事が起きた時には、取り返しのつかない事態になりかねません。 
 
卸会社の中では、組織が大きくなるにつれ、どの部署で、誰がどんな仕事をしているのか、よくわからなくなっているようです。 
 
資本原理に基づき、企業が大きくなるのは当然のことですが、それによって、中小零細企業が切り捨てられていくのは、何か寂しい気がします。 
昔のような、義理人情溢れる商売というのは、時代遅れなのでしょうか。 
私は、お互いの気持ちを理解した上で、物を買ったり売ったりするというお付き合いは、とても大切なことだと思っています。 
 
人付き合いは、「挨拶に始まり、挨拶に終わる」と言います。 
残念ながらお目にかかれず、直接今年最後のご挨拶をできない方にも、この気持ちだけはお伝えしたいものです。