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社長ぶろぐ|

洞爺湖サミット

今週、北海道洞爺湖畔にあるウィンザーホテルを主会場に、G8首脳会議を始めとする多くの会議が開かれ、世界中が抱える様々な問題について話し合われました。 
中でも、近年大きな問題になっている、Co2の削減を含めた地球環境問題について、積極的な議論がなされたことと思います。 
 
私達人類は、この地球上に誕生して以来、何億年もの間、自然の恩恵を受けて暮らしてきました。
しかし、産業革命以降この百年余りの間、急速な文明の発達により経済規模が拡大するのと同時に、地球全体で自然破壊が進んでいます。 
 
自然界に生きる動植物全てが、それぞれの営みの中で平等に受けるべき恩恵を、人間の欲望のみによって、自由にして良いはずがありません。 
近年、G8を構成する先進国が、ようやくその事に理解を示すようになった反面、発展途上の中国やインドを始めとした多くの国々では、未だその意識は非常に小さいままです。 
 
弊社が永い間携わっている酒造りの事業は、自然の力を充分に享受して営んできました。 
籾まきに始まる稲作によって収穫されたお米から、麹と酵母を造り、そこから仕込まれた清酒やにごり酒を、皆様に召し上がって頂いています。
 
日本の四季折々の温度、水、空気の力により稲が育ち、お酒が醸されます。 
籾がまかれてからお酒となるまで、様々な人の力を借りながら、約1年半から2年近い年月をかけて出来上がる日本酒は、自然が作り出す素晴らしい芸術品と言っても過言ではありません。 
 
私は、あらゆる食品の中で、自然食品として最も優れたものが日本酒であると思っています。 
様々な食品の製造課程において、多くの廃棄物が排出されるようですが、日本酒の場合、棄てる物がほとんど出ないのです。 
だからこそ、本当の意味での自然食品と言えるのではないでしょうか。 
 
各国の代表者が地球環境について考える機会として、今回のサミットのような会議はとても大切なことです。 
そして、ここで発表される共同宣言を受け、私達一人ひとりが、自然の恩恵について、真剣に見つめ直す機会となることを願っています。