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事故米転売問題

大阪の三笠フーズに端を発した事故米の食用転売が大きな問題となっています。 
 
問題発覚後、我々アルコール業界にその一部が流れたという事実が発覚したことにより、弊社にも、関係各社から問い合わせがありました。 
おかげ様で、三輪酒造はもちろん、地酒NANサービスの加盟各社共、問題となっている米とは一切関わりはなく安堵しております。 
 
今回は、問題となっている業者側が、最初から相手を騙すつもりでやったことであり、騙され方々は、誠にお気の毒と言わざるを得ません。 
しかし、これには、多くの米流通制度上の問題点が隠されているように思います。 
 
米の流通は、20年程前より自由になったはずが、実際には、今も全農の管理下にあり、農林水産省共々、国内の米流通を支配し続けています。 
 
近年、清酒業界では、純米酒・本醸造酒といった特定名称酒が多くなりました。 
今回、問題となっている米は、一般に「くず米」と言われるものですが、特定名称酒を製造する上で使用する米は「3等米以上であること」という厳しい制約があるため、そのような米を利用することは不可能となっています。 
 
私達清酒メーカーは、現在、全国に1500社程あり、その1500社が使用する米の量は、国内の年間米生産量の、約一割程にもなります。 
今回の問題を契機に、国内の米生産量を今以上に増やすと共に、良い米が適正な価格で流通するよう、農林水産省及び全農の、更なる努力を期待したいと思います。 
 

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