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全国新酒鑑評会

 平成20年酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒が発表されました。 
 地酒VANサービスの会員蔵元のメンバーも多数入賞され、誠におめでたい事でありお祝い申し上げます。 
 この酒鑑評は明治44年以来今年で97回目を迎えるそうで、全国の蔵元の技術を高める為に長年続けられてきました。 
 近年は各県ごとに醸造試験場の先生方を中心に酵母を含めて、研究が進み年々華やかな吟醸酒が出品されています。 
 残念ながら岐阜県内の蔵元の成績は今一つで、今年の金賞受賞蔵は4社と大変さびしい数となっています。 
 ただ、最近のアルコール業界の中での清酒の存在が非常に厳しい状況にある中で、過度な技術競争はいかがなものかと思います。  
 蔵の杜氏たちが新酒酒鑑評に入賞するべく、酒造りに一生懸命になるのはいいのですが、それ以外の本来消費者の方々が求めている酒造りがおろそかになっては何もなりません。 
 普段飲んで頂けるお酒が評価されてこそ、日本酒を飲む人が増えてくるのではないでしょうか。 
 近年のアルコール消費の動向をみていると低アルコール、低カロリーの商品の方向へ消費が傾いています。 
 そんな中で清酒のアルコール濃度やカロリーは最も高い数値を示しています。 
 おいしいという評価と飲みたいという気持ちは比例するわけではなく、特にメーカーの思いと消費者の思いはなかなか一致しません。 
 金賞受賞は確かに素晴らしいことですが、もう少しお客様の立場に立った商品作りを心がける必要があるのではないかと考えます。 
 私もこれまでいろいろな商品を世に出してきましたが、白川郷純米にごり酒のようなヒット商品は作ろうと思っても作れるものではないということを、身をもって体験させてもらいました。 
 清酒業界に今何を求められているのかについて、今一度真剣に考え直す時ではないでしょうか。 

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